1月27日
快晴のすがすがしい朝です。上尾市長選挙の公示日となりました。島村穰候補の応援にうかがいました。島村候補は、行政マンとして、また、議員として、長い間の市政において多くの実績を上げられてきました。是非、頑張っていただきたいと思います。
その後、越谷で江原チエ子市会議員の後援会の新年会にうかがい、ご挨拶しました。江原議員の熱意と行動力には、いつも敬服しております。今後も地域の介護や福祉について、国と地方の立場から密に連携して対策を練っていきたいと思います。
午後はまず、三郷で逢澤義朗県議会議員の早稲田地区報告会にうかがい、ご挨拶しました。
その後、埼玉県医学会総会において、「医療崩壊と政治」というタイトルで、北海道大学法学部の山口二郎教授とともに講演しました。山口先生は、社会保障の危機を生んだ新自由主義的な近年の構造改革を批判する立場から、日本における健全な社会民主主義の確立を論じられています。私も、医療従事者として社会保障への手厚い投資を望んでいますが、新自由主義の理論自体については一定の評価をしています。実証的研究によれば、従来の理論に依拠した政府の財政政策は、想定された効果を上げていません。現在の日本の莫大な財政赤字を生み出したのもバブル崩壊後に繰り返された財政支出ですが、経済の復興にはつながりませんでした。現代の新しい理論枠組みでは、消費者の合理的期待やグローバル化した流通実態を考慮し、市場機能を十分に役立てていくことが合理的と考えられています。格差などの多様な問題は生じたにしても、基本的には、構造改革の推進によってこそ日本経済が復興の方向へ向かったことは事実です。
問題は、市場機能の中では解決困難な公共財の問題、特に社会保障をどうするかです。十分な社会保障は健全な経済成長のための基盤であり、必要な財源の確保が不可欠と考えています。政治が保険料率や消費税率の議論から逃げずに説明責任を尽くしていくことこそ、真の課題ではないかと思います。
学会終了後、東松山での森田光一県議会議員の県政報告会にうかがい、ご挨拶しました。多くの地域の皆様方から、暖かなご支援の言葉をかけていただきました。
1月26日
川口トラック組合の新年会にお招きいただき、ご挨拶しました。ガソリン価格の高騰により、業界の皆様方に大変なご苦労をいただいております。現在、先進国が結束して価格安定のための方策を検討していますが、道路特定財源の問題を含め、多様な立場の方々と広く議論する場が必要であると思っています。ただ、単なる一時凌ぎの対策で終わらせるべきではありません。複雑さを増す世界情勢の下でエネルギー資源の価格動向が不透明になる中、同様の危機が頻繁に繰り返す可能性があります。資源に恵まれない我国としては、これを契機に、確固たる中長期的なエネルギー政策を打ち立てる必要があります。
夜は、久喜で埼玉県接骨師会埼葛支部の新年会にうかがい、ご挨拶しました。
1月25日
中川秀直前幹事長を会長とする未統合年金記録の社会保険庁における突合・名寄せ・統合作業を監視するための専門的な議員連盟が発足し、私も主要メンバーの一人に指名されました。少数精鋭の発信力と機動性の強い議員連盟で、昨日の第1回目の会合で「年金特別便」の問題点を洗い出して、直ぐに本日の昼に舛添厚生労働大臣に直接に申し入れる機会を持ち、大臣がその場からの指示で、年金特別便を出し直すことが決まりました。今後も年金問題の一刻も早い解決に向け、鋭意、頑張ってまいります。
午後は草加での「草加市夢を語る会」、その後浦和での埼玉県栄養士会の新年会にうかがい、ご挨拶しました。
1月24日
浦和で埼玉県医師会の27郡市医師会の代表者の会議でご挨拶と国政報告を行った後、大宮で埼玉県石油5団体の皆様の新年会に出席しました。原油価格高騰の中、皆様から厳しいご意見もいただきましたが、長期的なエネルギー政策の観点からのご協力もお願いしました。環境対策が大きな国際課題となる今後は、低炭素エネルギーへの代替の検討を進めることが重要です。
その後、川口工業団地協同組合の新年会、再び大宮に戻ってさいたま市青年会議所の新年会、さらに川越での入間地区医師会の新年会へと渡り歩きました。
1月23日
本日も代表質問が続けられました。
夕方から、日本製薬工業会主催の知的財産フォーラムのレセプションに出席し、医薬品企業の知的財産の専門家と意見交換しました。医療に関する知的財産権は、私の法律家としての専門の一つであり、過去には政府の産業構造審議会の委員も務めていました。ヒトiPS細胞作成の成功など、「知的財産立国」の中核としてライフサイエンス分野への期待が高まる中、知的財産権制度は国家戦略と位置づけて対策を講じていく必要があります。今後も、研究開発現場の皆様と密な意見交換を行い、日本の科学技術と産業競争力の発展のために頑張っていきたいと思います。
1月22日
参議院で代表質問が行われました。質問に立った自民党の尾辻秀久の質問では、経済財政諮問会議における社会保障費の削減方針について疑義が投げかけられ、国会の同意を経ずに選任されている経済財政諮問会議の民間議員からの「国会を無視すればいいという発言を耳にしたこともあります。」として、議院内閣制の下でのその運営方針を質しました。これには、与野党が一致して議場全体から割れるような拍手が起こり、多くの議院の不満が表明されました。
日本の社会保障費は先進諸国の中で最低レベルにあります。それでも、国家財政が極めて逼迫する中で、世界一の超高齢化社会を迎えるため、財政支出は出来る限り抑えなければなりません。ただ、充実した社会保障は安定した経済成長のための不可欠の基盤です。国民に将来の生活に対する不安が募る中、むしろ、消費税の見直しなど、必要な社会保障費の財源確保策の検討を進めるべきではないでしょうか。私も、機会ある毎に、政府にこの点を問うていきたいと思います。
1月21日
自民党埼玉県支部連合会主催の講演会があり、埼玉県の教育委員で教育評論家の松居和氏の講演を聴きました。氏の主張は独特で、例えば、「福祉の進行は基本的家族形態を崩壊させる。たとえば、親のニーズに応えて預かり保育などがもっと進めば、親が親ではなくなってしまう。どれだけ親心が育つかが、人間社会には大切だ。」といった趣旨で、現行政策の方向性に対する強力なアンチ・テーゼです。その内容には反論したい点も多くありましたが、大変話し上手な方で、講演自体は素晴らしいものでした。
その後、埼玉県トラック協会及びタクシー協会の新年会に出席しました。ガソリン価格の高騰で業界の皆様は大変なご苦労をされていることと思いますが、地域経済の基盤を支えるために道路特定財源は不可欠の財源であり、地方自治体の大多数から死活問題として、その維持のための要望を出しています。現在、石油価格の長期的安定のために先進諸国が一致して取り組んでいるところであり、何とかご理解いただきたいと思っています。
その後、埼玉県自民党の県議会議員と国会議員の懇談会がありました。久しぶりの全議員の集合で、昨年の県議会選挙・参議院選挙における厳しい結果について率直に意見交換が行われ、党立て直しのための対策が真剣に話し合われました。
1月20日
朝は越谷市で開催された第2回埼玉県ビーチボール大会の開会式に会長として出席しました。本年は、東京都や千葉県からも多くの参加があり、総勢800人が参加する盛大な大会になりました。ビーチボールは、年齢を問わず、誰もが安全にプレーでき、娯楽性と競技性を兼ね備えた、生活習慣病対策に打って付けのスポーツですが、まだまだ一般の認知が低いのが現状です。普及・振興活動に、会員一同頑張っています。
(埼玉新聞記事:老若男女、800人が熱戦 越谷で県ビーチボール大会)
その後、市議会議員候補の同志の応援に吉川市へ行きました。議員定数削減の中、厳しい選挙戦ですが、同志全員の当選を心から祈っております。
午後は、地元岩槻で、大工町自治会、次いで黒谷自治会の新年会に出席し、その後、小川町で開催された比企医師会の新年会に出席しました。
1月19日
朝、埼玉県遺族会北本支部の新年会にうかがった後、地元岩槻で私の卒園幼稚園である恵泉幼稚園の50周年記念祝賀会に出席し、卒園者代表としてご挨拶しました。全国に先駆けて創造性を重んじる自由な幼児教育を取り入れた幼稚園で、SAMとともに通い、楽しく過ごしたことが想い出されます。短い間でしたが、旧友と40年ぶりに再会する貴重な機会になりました。
その後、三郷で逢澤義朗県議会副議長の新三郷地区の報告会、嵐山町で山口泰明衆議院議員の報告会、その後浦和でさいたま市四医師会の新年会、埼玉県接骨師会川越支部の新年会と渡り歩きました。
1月18日
通常国会が開会しました。福田首相は施政方針演説で、「自立と共生」の基本理念とし、①生活者・消費者が主役となる社会を実現する「国民本位の行財政への転換」、②国民が安心して豊かさを実感できる「社会保障制度の確立と安全の確保」、③国民が豊かさを実感できる「活力ある経済社会の構築」、④地球規模の課題の解決に積極的に取り組む「平和協力国家日本の実現」、⑤地球温暖化対策と経済成長を同時に実現する「低炭素社会への転換」の5つの基本方針で国政に取り組んでいくことを宣言しました。特に、結びには、日本の省エネルギー技術が地球環境の危機を救うために大きな貢献を果し得ることを強調しました。私も専門の一つである環境法政策について、更に頑張っていこうと思います。
夜は、ふじみので開かれた東入間医師会の新年会、その後加須で開かれた北埼玉郡市医師会の新年会に出席しました。