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活動報告

9月1日

議員になる以前から長い間取り組んできた革新的医療機器の評価指標策定のための研究推進委員会があり、学術専門家委員として出席しました。日本では、新しい医療機器の機能評価に欧米に比較して数倍の時間がかかり、その結果、欧米で活用されている新医療機器の国内での活用が大きく遅れているという指摘が数多くなされています。その原因として、画期的な新機能を備えた医療機器の安全性や有効性を評価する方法論が十分に検討されておらず、薬事審査が容易に進まないという事情があります。今日における新医療機器には、従来の技術枠組の範囲を超えた革新的機能を備えたものが少なくなく、その適正な機能評価のためには、評価指標自体を科学的に研究・開発していかなければなりません。今回の研究は、このような規制科学(Regulatory Science)を具現化していくための方法論を検証するものです。新医療技術の安全性と有効性の適正な評価は、健全なライフサイエンスの発展と患者さんの健康のために非常に重要です。今後も研究現場の知恵を政策形成に活かしていきたいと思います。

夜になって、福田康夫首相の辞任報道に接しました。2人続けての首相の辞任という事態は、責任政党として言い訳の余地の無い失態です。国民の皆様の強いご批判を真摯に受け止めなければなりません。僅かでもお詫びとするため、出来る限り開かれた総裁選挙を行なっていくべきだと思います。


8月31日

飯能で開かれた石井道子元参議院議員・元国務大臣の叙勲祝賀会に出席しました。埼玉県出身の医療者の参議院議員として、石井先生は、大きな目標です。75歳になられましたが、今後もお元気でお過ごしされ、後進をご指導いただきたいと思います。


8月30日

越谷の江原千恵子市議の後援会の皆様方にお招きいただき、ご挨拶しました。その後、川越で開かれた渋谷実県議の県政報告会に出席し、会場を埋める多くの皆様と懇談しました。

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8月28日

大雨の中、岩槻人形協同組合の総会に招かれ、ご挨拶しました。伝統工芸品認定,人形会館の建設決定と、嬉しい話題が続く岩槻人形ですが、グローバル化と価値観の大きな変化の中、伝統産業を守っていく努力は並大抵のものではありません。量販店時代における流通の難しさや後進の育成など、直面する多くの問題がありますが、協会の皆さんと力を合わせ、何とか乗り切っていきたいと思います。


8月27日

朝は岩槻の太田諏訪神社の例祭に招かれ、ご挨拶しました。夕方から東京で、第1回の埼玉県人会が開催され、出席しました。埼玉県民・埼玉県出身者には、各界で活躍されている多くの方々がいます。今回は、その初めての会合ということもあり、会場は溢れる人で賑わいました。その後、岩槻へ戻り、さいたま市の4医師会の納涼会に出席しました。


8月26日

当選以来、約1年間、大手術の執刀は控えてきましたが、患者さんから指名を受けたため、久々に5時間の腹部のがんの大手術を行いました。一緒にチームを組んだ医局の後輩たちが大きく成長したお陰もあり、手術を開始してみると、直ぐに以前の感覚に戻り、滞りなく手術が成功しました。皆から、「以前と変わらない」と褒めてもらいました。現役の国会議員が外科手術を担当するのは、歴史的にも稀有なことかもしれませんが、常に現場に立ち、専門分野の真実を政策に反映させていきたいと強く思います。

手術終了後、無投票で東秩父村の新村長に当選した若林全候補の当選祝賀会に駆けつけました。磯田博安現村長が自ら選対長を務められ、若林候補も磯田村長の片腕として市政に尽力されてきた経緯からも、無投票当選はこれまでの市政が正に村全体の信任を得てきた証でしょう。いよいよ厳しくなる村の状況ですが、若林新村長とともに村民の皆様の未来のために頑張っていきたいと思います。

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8月25日

日本内視鏡外科学会の技術認定委員会に出席しました。内視鏡下手術は、小さな傷で手術ができ、早期の社会復帰が可能な患者さんに優しい手術です。現在では、内視鏡下手術は、多数の良性疾患から一部の早期がんまで、大変多くの疾患に対して行なわれるようになりましたが、従来の開腹・開胸手術に比べて技術的に難しく、手技の習熟まで修練を要します。そのため、過去には大きな医療事故も発生しました。日本内視鏡外科学会では、こうした背景をふまえ、責任学会としていち早く技術認定制度を開始し、内視鏡下手術を行なう外科医に体系的なトレーニングを求め、技術審査に合格した医師名を公開しています。医療安全が強く求められる中、このような制度は本来外科手術全体に拡げられるべきものです。私は制度発足時からの技術認定委員会の特別委員として活動していますが、委員会では、評価者による技術評価のバラつき等の問題を徹底的に議論し、公正な技術認定に努めています。


8月24日

大宮で開かれた埼玉医科大学の血液内科の皆様方の講演会で、医療政策の方向性について講演しました。その後、越谷で江原千恵子市議の後援会の皆様のボーリング大会でご挨拶し、直ぐに岩槻へ戻り、岩槻祭りのオープニング・セレモニーに出席しました。

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その後、祭りの中を歩き、企画に参加している地元の団体や企業の皆様と楽しい時間を過ごしました。商工会の青年部の皆様が上げていた熱気球に乗せてもらい、スリリングな空中遊泳を経験しました。


8月23日

久喜の市議会で6期24年という長期間活躍された木村茂二元市議の叙勲祝賀会に出席しました。その後、さいたま新都心で開かれた荒川岩雄県議の後援会の役員の皆様方の納涼会に駆け付け、ご挨拶しました。

雨が降り出す中、夕方から祭りに沸く岩槻に戻りました。元浅間第三自治会の皆様のお祭りでご挨拶し、その後、槻の森公園で行なわれた花火大会で、地元の皆様と懇談しました。


8月22日

埼玉新聞社の西部地区友の会に、各党の国会議員とともに出席し、県でご活躍の皆様と懇談しました。民主党の山根隆治議員、行田邦子議員とは、昨年選挙で競った同士ですが、県のための課題については仲間であり、日頃から親しくしています。

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