3月4日
本会議が開催され、先日成立した第2次補正予算の関連法案が否決されました。その後衆議院において、特別多数をもって再可決・成立し、ようやく定額給付金や中小企業金融への政府保証を含む第2次補正予算が執行可能となりました。世界経済危機が深刻化する中、ほとんどが今月末に年度末を迎える中小企業の資金繰りが憂慮されています。皆様に定額給付金を消費して景気を支えていただくとともに、銀行から中小企業への貸し出しに滞りないよう、しっかりと監視していく必要があります。
夜は、所沢の並木正芳衆議院議員の政治生活30周年を祝う会が、地元からも後援会の皆さん多数集まり、赤坂のホテルで盛大に開催されました。私は、司会を務めました。
その後、明日から開催される日本再生医療学会のレセプションに出席し、日本の再生医療研究を担う研究者達と懇談しました。
3月1日
自民党白岡支部の定期総会に出席しました。
2月28日
岩槻で、第6回「まちかど雛めぐり」のオープニングセレモニーに出席しました。
その後、加須ライオンズ結成30周年式典、次いで、大宮で開催された日本理学療法師連盟の総会に出席しました。
2月24日
参議院の少子・共生調査会で、地域介護・福祉に関する参考人質疑が行われました。3人の参考人から、それぞれ、千葉県、尾道市、多摩ニュータウンにおけるユニークな取組について講演があり、その後自由質疑になりました。介護・福祉の実効性は、地域ごとの様々な事情によって大きく影響されます。限られた財源で、多くのニーズに応えていくのは困難ですが、成功をおさめている事例を参考に、細かなノウハウを丁寧に蓄積して、各地域に示していきたいと思います。
2月24日
埼玉スーパーアリーナで行われた「故土屋義彦前知事を偲ぶ会」に参列し、多くの県民の皆様とともに、故土屋知事との最後のお別れをしました。
2月22日
朝霞で、富岡勝則市長の市長選出陣式に応援に行きました。その後、大宮で開催された埼玉県接骨師会社団設立60周年式典に出席しました。
夜は三郷で、鈴木義弘県議会議員の県政報告会に出席しました。
2月21日
大宮で清水勇人県議会の後援会婦人部の皆様の会合に講師として招かれ、食と健康に関する講演を行いました。
2月20日
制癌剤適用研究会が開催され、故久保田哲朗教授の追悼講演を行いました。もともと、故久保田教授が今回の研究会の会長を務め、その座長の下で、私が特別講演を行う予定となっていました。一般的には大会長が会長講演を行うのが通例なので、今思うと、故久保田教授は、初めから自分の余命が少ない可能性を考え、私を特別講演者に予定していたように思います。
久保田教授とは、20年弱来、個々の患者さんに効果のある抗癌剤と効果のない抗癌剤を事前に見分けるための抗癌剤感受性試験の研究・開発を行ってきました。抗癌剤が効くか効かないかは、個々の患者さんによって大きく違います。大きな効果を発揮する場合もありますが、正常組織にとっては強い毒なので、効果がない場合には、かえって身体を傷みつける結果になります。如何に個々の患者さんにおける各抗癌剤の効果を予測するかは、以前からの重大な課題です。
私が、久保田教授の指導の下で博士の学位の研究テーマとしてきたのは「組織培養法」を用いた抗癌剤感受性試験の開発ですが、研究成果の論文は米国癌学会雑誌に掲載され、この技術は、その後、高度先進医療に指定を受け、昨年には悲願であった保険適用を受けることになりました。自分が開発した技術が実地の保険医療として用いられるというのは極めて稀なことであり、大変に誇りに思っています。ただ、保険適用で受ける診療報酬が低額過ぎるため、現在の普及度では機器を提供している企業がコスト割れを起こしていて、続行が困難になってきています。研究をさらに積み重ねることによって広く有用性を示し、普及させていくことが必要です。故久保田教授との最後のメールのやり取りで交わした内容を、故久保田教授からの最後のメッセージという形で、聴衆の皆様に話しました。皆様から、「長く記憶に留まる感動的な講演だった」と言っていただきました。
2月19日
上尾市医師連盟の先生方と懇談し、医療政策の様々な課題について実直な意見交換をしました。
2月17日
前日のサミットでの素行が問題となり、中川昭一財務大臣が辞任しました。麻生首相の盟友ということですが、以前から酒を飲んだ際の素行の問題は有名だった方で、首相の任命責任は明らかです。国際的金融危機の最中で、世界経済を主導する責任の一角を担う日本の財務大臣が、国際会議の舞台で飲酒に関連する悪態を曝したのですから、世界の非難の的です。日本国民が被る不利益も甚大です。
もともと世襲議員ばかりの現内閣には、国民意識との乖離を大変危惧していました。本来、政治家は、一般社会における活動の中で政策的不合理を認識し、その是正のために議会に席を得て活動し、目的を達成したら、また一般社会活動に戻るのが在るべき姿ではないかと思います。ただ単に政治家になることが主たる目的ならば、結局、選挙で再選されることばかり考えて行動するようになります。
各種メディアにおける内閣支持率は1割前後にまで低下しています。予算成立に全力を挙げ、早期に解散して心機一転、出直すべきでしょう。