1月31日
立正佼成会春日部協会の節分祭に参加しました。その後、東京で開かれた第3回医学開成会総会に出席し、同門の諸先生と懇談しました。開成のOBは、国会議員は、自民党では、岸田文雄衆議院議員、井上信二衆議院議員と私の3名です。ライバルの麻布高校が、福田元首相、橋本元首相、谷垣現総裁など、数多くのトップリーダーを輩出しているのと比べると、寂しい限りですが、医療界では、落合武徳前千葉大教授、東大の永井良三教授など、数多くの著名な医学部教授を輩出しています。「政治の不毛」が指摘される中、やはり、開成の方が世の中の役に立っているかもしれません。
夜には、自由民主党鶴ヶ島支部役員会に参加しました。
1月30日
自由民主党埼玉県連の会合に出席し、小選挙区支部長(衆院選挙候補予定者)の公募実施について話し合いをしました。
その後、戸田中央総合健康管理センターの新規開設披露の宴・式典に出席しました。
夕方には、多田しげみ八潮市長の後援会の新年会、次いで埼玉県接骨師会東部支部の新年会に出席し、挨拶しました。
1月29日
法務部会に出席し、凶悪・重大犯罪の公訴時効の見直しについて現状を法務省に確認しながら、意見交換をしました。
夜には、弁護士会館で開かれた弁政連のニュース座談会に出席し、「司法の役割と政治」をテーマに議論しました。
1月28日
厚生労働部会看護問題小委員会が開かれ、看護職の労働環境について、日本看護協会からヒアリングを行いました。現在の医師不足の状況を打開するために、医師と看護師の業務分担を見直して看護師の職分を拡げていこうという考え方が広まっています。外国では(特に米国)、一定の研修と経験を重ねた看護師は、集中治療室における患者管理業務や、手術の補助など、日本の看護師と比較すると、遙かに広い技能を発揮できます。日本の看護師も4年制大学での教育などが普及し、外国の看護師と同等の高い能力を身に付けてきています。職能が拡がる分、当然責任も重くなりますが、給与等の待遇は改善されます。日本看護協会も、看護師の職域拡大に賛成していますが、日本外科学会のアンケート調査では、医師の大勢は賛成しているにもかかわらず、当の現場の看護師さんたちの大多数が反対という結果でした。恐らく、これ以上業務や責任が重くされるのは嫌だと考える看護師さんが多いのだろうと思います。この点でも、医師や看護師などの医療従事者が過剰な責任を追及されることのある現在の司法制度を早急に改め、少なくとも刑事事件については、特に悪質な事件に限る必要があると思います。私は、待遇改善には大いに賛成だが、是非、国民に医療の付託を受けたプロとして、職域拡大を前向きに進めてもらいたい旨を看護協会にお願いしました。
午後には、本会議が行われ、平成21年度第2次補正予算案が、民主党などの賛成多数で可決、成立しました。今回の第2次補正予算については、到底、賛成出来る内容ではありませんが、それでも執行が少しでも遅れれば、それだけ、景気に悪影響を与えてしまうので、自民党としても、審議にも採決にも迅速に応じました。すぐに来年度の本予算の審議が始まりますが、こちらでは、しっかりと審議時間を確保して、問題点を質していきたいと思います。
その後、さいたま市大宮遺族会の新年会に出席し、あいさつをしました。
夜には、日本記者クラブで行われた討論会で「外科医不足と卒後臨床研修の問題点」について、議論をしました。
1月27日
厚生労働部会の勉強会が行われ、診療報酬・高齢者医療制度・協会けんぽ・新型インフル対策について、意見交換をしました。
医療現場では、新型インフルエンザワクチンが余っています。新型インフルエンザは予想した程は流行を起こさず、ワクチン余剰の状況は、かなり前から続いています。それなのに、未だ厚生労働省は、接取対象を規制していて、一定の基礎疾患を持っている患者や、妊婦、小学生までの幼児・児童などに限っています。医療現場では、健康成人が接取を希望しており、ワクチンが余っているのに、この規制のために接取することが出来ないという矛盾に対して、強い批判が起こっています。
私は、新型インフルエンザワクチンの在庫量の現状とこれからの輸入量、品質保持期限について厚生労働省に質問をしました。接取制限については、近く解除するとの方針に至ったとの回答でしたが、在庫状況については正確な把握はなく、さらに、外国メーカーからは、この先、大量のワクチンが輸入される予定との回答でした。輸入の必要が無いことが明白になった場合でも輸入しなければならないのかどうかの質問に対しては、厚生労働省は明確な回答は避け、外国メーカーと既に締結している契約も開示することは出来ないと回答しました。ワクチンの有効期限は1年半です。新型インフルエンザは、春までに流行を終えます。また、来冬に流行するかどうかは不明であり、大量のワクチンが無駄になる可能性もあります。
今後、この問題については引き続き実態を調査し、ワクチン行政の在り方について、政府を問い質していきたいと思います。
1月26日
桶川市遺族連合会の新年会に出席しました。
本日、参議院の予算委員会が行われ、平成21年度第2次補正予算について、菅直人財務大臣から趣旨説明が行われました。今回の第2次補正予算に関しては、現政権が政権交代前に執行されていた第1次補正予算の執行を法律の根拠無く停止したのにもかかわらず、提出された第2次補正予算は、結局は第1次補正予算と同じような内容となった点が、問題となっています。世界で不況が長引く中、景気を何とか下支えするためには、途切れの無い経済対策が極めて重要です。新政権が第1次補正予算の執行を停止し、経済対策の空白期間を作ったために、多少とも持ち直していた景気を再び悪化させた可能性があります。病院や学校の耐震化工事の予算、地域医療再生のための予算や、iPS細胞研究などの先端的科学技術分野への予算も大きく削られてしまい、必要不可欠な社会的インフラの整備が遅れる上に、今後の成長への基盤作りも後退しました。これも来年度から新政権が予定している子供手当などの疑義の多い政策のための予算の捻出のためだと考えると、腹立たしくさえなります。当座は鳩山首相や小沢幹事長の政治資金問題が国会の焦点となりますが、予算に関しても、徹底した追及を行わなければなりません。
その後、埼玉県薬剤師会の新春賀詞交歓会に参加し、夜には、春日部市医師会の新年会に出席し、挨拶しました。
1月25日
午前中、北本市戦没者遺族会の新年会に出席しました。
午後は、共に抗加齢医学を研究している慶應義塾大学眼科の坪田一男教授とともに、先進的な都市開発の取り組み状況について、千葉県の柏の葉に視察に行きました。現在、柏の葉は、千葉大学予防医学センター長の森千里先生らの研究室と三井不動産が協力して開発を進めており、アンチエイジングな街づくり、環境づくりに取り組んでいます。私は、以前から化学物質の健康被害について医療・法律の両面から研究しており、日本弁護士連合会の人権委員会の特別移植委員として、弁護士への講演・啓蒙活動や、被害者救済に取り組んできました。森教授とは、以前からの研究仲間で、私も千葉大学の環境医学の講座で講演し、また、日本医学会総会の環境医学に関するパネル・ディスカッションでも、共に講演をしました。この度の視察でも、森教授の研究が大きな成果を上げつつあるのが良く分かり、大変参考になるとともに、嬉しく感じました。今後は、政策面でも、一層の推進に努力したいと思います。
その後、東京女子医科大学で開催された新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の医療機器開発に関する研究の委員会に出席し、その後、民主党の足立信也参議院議員・厚生労働大臣政務官とともに日本臨床外科学会役員・有識者医療問題懇談会に出席しました。足立議員とは、共に大学病院で頑張ってきた外科医として、議員になるずっと前から仲が良く、現在でも、最も信頼する議員の一人です。党派は違っても「医療を良くしたい」という思いは一緒です。今後も、外科医療の環境改善のために頑張ることを誓い合いました。
1月24日
午前中は、グランドプリンスホテル赤坂で自民党の党大会が開催され、出席しました。党大会では、新しい綱領が採択され、新生自民党として国民の信頼を取り戻していくことが決意されました。
その後、春日部市選出の佐久間実県議会議員の県政報告会に出席し、挨拶をしました。
夜には、埼玉県薬剤師会小川支部・東松山支部の新年会、加須市水深地区の自民党・新年会に出席しました。
1月23日
川口トラック協同組合の新春祝賀会に出席しました。
その後、若手の医師、医療政策研究者、医療関連企業関係者を中心とするヘススケア・リーダーシップ・研究会(IHL)のセミナーで、「政策からみた医療」をテーマに、この分野の第一人者である田中滋慶應義塾大学経営管理研究科教授とともに講演をしました。この研究会のメンバーには、我国の医療経済研究者のリーダーの一人である一ツ橋大学の井伊雅子教授など、かなりの“プロ”も参加していて、私と田中教授も相談役を務めています。講演後の質問時間でも、専門的に掘り下げた白熱した議論となりました。
夜には、埼玉県接骨師会埼葛支部、草加八潮地区三師会の新年会に参加し、挨拶をしました。
1月22日
自民党本部で「政治主導の在り方検証・検討プロジェクト・チーム」の会合が行われ、古川貞二郎氏(元内閣官房副長官)・星 浩氏(朝日新聞)がとゲストとして参加し、政党・国会・内閣・行政の関係に関する意見交換が行われました。
夜には、浦和で開かれた埼玉県栄養士会、日本栄養士連盟埼玉県支部の新年賀詞交歓会に出席し、挨拶をしました。