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活動報告

5月20日

内閣委員会で質問に立ちました。民主党は、マニフェストでムダ使いをなくすための政策の1つとして、「国家公務員の総人件費を2割削減します」と国民と約束しています。そして、人件費等について、「地方分権推進に伴う地方移管、各種手当・退職金等の水準や定員の見直し、労使交渉を通じた給与改定など様々な手法により人件費等を削減し」1.1兆円を節約するとしています。
まず、この総人件費2割削減について、どのように実現するのか、具体的な工程や方法を仙谷由人大臣に質問したところ、仙谷大臣は、「私は、そのことについて本当は責任を持ってお答えする立場にない」と答弁し、さらに「公務員制度改革担当大臣というのは、改革案を作って、国会にお願いしてその法案を通すところまでが仕事」であり、執行については「金目の話は人事院、定数が総務省」とも答弁しました。
政府の担当大臣でありながら、執行責任を放棄する答弁には愕然としました。「2割削減します」と公約したのであれば、現実に2割削減が行う責任を負うのが政治家として当然でしょう。一度政権取得に成功すれば、後は他人事といった意識のようです。鳩山政権の無責任さが、この公務員制度改革においても露呈しました。
夜は、関口昌一参議院議員の埼玉県歯科医師連盟総決起大会に出席し、激励の挨拶をしました。
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5月19日

本会議が開かれ、仙谷由人大臣から国家公務員法改正案の趣旨説明がありました。
 今回の政府提出法案の内容は、以下のとおりです。①幹部職への任用は、内閣官房長官が適格性審査を行った上で作成する幹部候補者名簿に記載されている者から行われ、また、幹部職の官職(事務次官・局長・部長)は同一の職制上の段階に属するものとみなされます。②内閣で幹部職の人事を一元管理するため、内閣官房に「内閣人事局」が新設されます。③適正な退職管理を図るため、官民人材交流センター等を廃止し、「民間人材登用・再就職適正化センター」が設置されます。
 民主党は、マニフェストでムダ使いをなくすための政策の1つとして、「国家公務員の総人件費を2割削減します」と国民と約束しています。しかし、政府案は、公務員の天下り根絶のため、公務員が定年まで勤務する制度を前提としており、逆に、人件費は増加するのではないかとの懸念があります。この問題点を解決するには、給与法の改正を合わせて行うことが必須ですが、今回の改正では、何故か給与法の改正は行われていません。これでは、国家公務員の人件費削減の公約が守られるのか甚だ疑問です。このほか、内閣の恣意的な人事が横行し得る点など問題点が山積しています。国家公務員制度が改悪されないように、質問などで政府をただしてまいります。


5月18日

小川町長選挙が始まり、再選を期す笠原喜平候補の出陣式に出席し、激励の挨拶をしました。
夜は、フランス大使館公邸で行われた森喜朗元総理叙勲式に出席しました。フランス共和国より、森元総理に最高国家勲章である「レジオン・ドヌール勲章」が贈られました。日仏間の経済、文化交流の発展への功労者等に与えられる大変名誉ある勲章であり、森元総理にお祝いのご挨拶をしました。
その後、理事を務めている「NPO法人 若手外科系医師を増やす会」の会合に出席しました。


5月17日

このたび、第112代埼玉県議会議長に小谷野五雄県議会議員が、副議長に渋谷実県議会議員が就任したことを祝い、「正・副議長就任祝賀会」が開催されました。


5月16日

朝、第48回戸田中央医科グループ学会に参加し、挨拶をしました。今回の講演者は、作家の井沢元彦さんで、「歴史はこんなにおもしろい」というテーマでした。
その後、すぐに埼玉会館で開かれた埼玉県芸能文化振興協会の発表会に出席し、挨拶をしました。
その後、埼宮線に飛び乗り、昼には、お台場で行われた「日本鍼灸師会創立60周年記念祝賀会」に駆けつけ、お祝いの挨拶をしました。
さらに今度は埼宮線を北上し、夕方には、小川ライオンズクラブの創立30周年記念式典に出席し、その後、自民党上福岡支部の定期総会・懇親会に参加しました。埼玉と東京をかけまわった一日となりました。


5月15日

早稲田大学の大久保キャンパスで開かれた『これからの科学教育のあり方』シンポジウムに自由民主党の代表として出席しました。「教員養成システムの問題、教育現場の改善の問題」や「科学教育の政策」について、自民党の政策をお話しした後、質疑応答を行いました。
 自由民主党が発表した夏の参議院議員選挙を迎えるに当たり、この度発表したマニュフェストを国民の皆様にお知らせするために、全国で一斉に街頭演説が行われました。私も、柴山昌彦衆議院議員が主催した所沢駅西口ロータリーで行われた街頭演説会に弁士として加わりました。東京より、鴨下一郎衆議院議員(元環境大臣)、小池百合子衆議院議員(元環境大臣・元防衛大臣)も駆けつけ、弁士に加わりました。私が政治家になって初めて思えるくらい、非常に多くの皆様が足を止めて聴いて下さりました。それだけ、政府に対する国民の皆様の不満・不安が募っているのだと思います。ただ、自由民主党に対する支援がいただけているわけでは決してありません。我々も、しっかり自らの在り方を改め、再度支援していただける政党にならなければならない、と痛感しました


5月14日

決算委員会で質問に立ちました。
[参議院インターネット審議中継ビデオライブラリにて映像をご覧頂けます。]
決算委員会は、国の活動を予算執行の実績としてとらえ、これを審査する委員会です。内閣の予算執行を事後的に監督し、その政治責任を追及するもので、国会の行政へのコントロールという観点から重要な意味をもちます。本日の決算委員会では、文部科学大臣に対して、国立大学法人の運営費交付金について、大学の国際競争力の強化の観点から質問しました。また、事業仕分け第2弾で仕分けの対象となった大学評価・学位授与機構について、認証評価が国際的に通用するものなのか、認証評価をどのように活用しているのかを質問しました。最後に、医学部の定員数、医学部の新設について政府がどのように考えているかを、鈴木寛文部科学副大臣、足立信也厚生労働政務官に質問しました。
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5月13日

「清和政策研究会と語る会」が開催され、2500人を超える方々にお集まりを頂きました。会場内では、迷走を続ける鳩山政権、約束を守らない鳩山政権に対する失望や怒りの声と自由民主党の政権奪還への期待の声があちこちで聞かれました。皆様のご期待に応えられるように、これからも全力で取り組んでまいります。


5月12日

「更生保護を考える議員の会」に出席しました。今年度の更生保護関連予算や実施事業について、説明を受けた後、保護司連盟からご要望をお聞きしました。
 その後、患者の視点で医療安全を考える連絡協議会が主催する「医療版事故調査機関の早期設立を望む院内集会」に出席しました。医療版事故調査機関は、私も日本外科学会の委員として、患者さんとともに、10年前から取り組んできた課題です。医療の信頼を回復するために、早期設立に全力を尽くします。


5月11日

上田清司埼玉県知事と埼玉県選出の国会議員とで、地域主権改革の推進等について意見交換会を行いました。