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活動報告

5月31日

放射線の影響、特に低い線量の被ばくによる健康障害について、政府を科学的見地から正すべく、文教科学委員会で急遽質問に立ちました。
〔外部リンク:参議院インターネット審議中継 ビデオライブラリにて、映像をご覧いただけます。〕
文科省は5月27日、児童生徒等が受ける線量について,「年間1ミリシーベルトから20ミリシーベルトを目安」とする一方で,「当面,年間1ミリシーベルト以下を目指す」との方針を発表しました。まず、この大変分かりにくい方針に関連して、例えば今後、毎時3.7マイクロシーベルトの測定があった場合、文部科学省として、屋外活動を行ってもよいと考えているのかを問いました。この点について、文科省の担当局長は、「3.7マイクロシーベルトの測定値であれば、屋外活動の制約は必要ない」と答弁しました。しかし、この文科省の対応については、次に述べる調査結果などを見ると大いに疑問です。
文科省は、自ら所管する「財団法人放射線影響協会」に、原発や研究施設などの勤務者を対象とした、長期にわたる低線量の被ばくの影響調査を委託しています。平成22年3月にまとめられた報告書によれば、食道がん、肺がん、肝臓がんなどで、累積線量が認められ、その増加は累積10-20ミリシーベルトから現れていることがわかります。つまり、10ミリシーベルトや20ミリシーベルトでは無視できない健康被害が出ていることを、文科省自身の委託調査が明らかにしているのです。このように、科学的な検証結果がありながら、なぜ1-20ミリシーベルトを目安とするのかについて髙木文部科学大臣を厳しく質したところ、髙木大臣は、「国際放射線防護委員会(ICRP)の事故収束時の参考レベル(年間1-20ミリシーベルト)をよりどころとしている」と答弁する一方で、「あくまで浴びる線量を低減する」「あくまで1ミリシーベルト以下を目指す」とも答弁しました。
ICRPの基準は一般公衆に対して向けられているものであり、文科省の委託調査も放射線従事者という「大人」を対象としているものです。子どもの放射線感受性は、2倍から3倍高いと言われており、この高いリスクを低減させていかないと、子どもたちの安全や国民、とりわけ親御さんの安心は得られません。政府として、この低減させるということをより積極的に推進していくべきである点を指摘しました。
また、この報告書自体、あくまでも低い被ばく線量の健康障害は不明であるという結論ありきで書かれているきらいがあります。そこで、文科省に、研究内容の疑問点のほか、研究結果のとりまとめのプロセス等についても、不当な関与がなかったかについて質問しました。
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その後、超党派の国会議員からなる「世界の子どもたちのためにポリオ根絶を目指す議員連盟(ポリオ根絶議員連盟)の設立総会に出席しました。森喜朗元内閣総理大臣が最高顧問に、鳩山由紀夫元内閣総理大臣が会長に就任され、私は事務局次長をつとめることになりました。ポリオ(小児まひ)は、1988年には125カ国で流行していましたが、2010年には、あと残り4カ国(インド・ナイジェリア・パキスタン・アフガニスタン)となりました。このうち、パキスタンは治安状況の悪化により対策に遅れが生じています。我が国は、東南アジアにおいて政治的介入を伴うポリオ根絶をリードした経験があり、その知見やリーダーシップを世界が期待しています。ポリオを根絶し、子どもたちを守るとともに、保健医療分野における日本の国際的プレゼンスを確立していくためにも、この議連からアクションを起こしていきたいと思います。
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5月29日

自民党吉川支部の支部大会、自民党越谷支部の定期大会に出席し、挨拶をしました。


5月28日

会長をつとめている、埼玉県ビーチボール協会の定期総会に出席しました。


5月27日

本会議が開かれました。民法(家族法)の一部を改正する法律案の採決が行われ、全会一致で可決・成立しました。児童虐待の防止等を図り、児童の権利利益を擁護するため、親権の停止制度を新設され、法人又は複数の未成年後見人を選任することができるようになりました。
その後、2008年にノーベル医学生理学賞を受賞したハラルド・ツア・ハウゼン教授の講演会を聞きました。ハウゼン教授は、子宮頸がんがヒトパピローマウイルスにより引き起こされることを発見し、ワクチンによるがん予防への道を切りひらきました。講演の中では、ヒトパピローマウイルスと子宮頸がん、今後のがん予防医療の展望などについてお話いただきました。
夕方には、埼玉県宅地建物取引業協会の交流会に出席し、挨拶をしました。


5月26日

財政金融委員会の委員で東日本大震災の被災地を視察しました。地元の金融機関の皆様、中小企業団体の皆様と意見交換をした後、宮城県塩竃市の塩竃漁港を視察しました。
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5月25日

参議院自民党の政策審議会に出席しました。
その後、日本栄養士連盟埼玉県支部の定期総会に出席し、挨拶をしました。


5月24日

朝、自民党の会合で、ソフトバンク株式会社の孫正義社長と「成長戦略に資する情報通信産業の今後について」意見交換をしました。
その後、超党派の「適切な医療を実現する医師国会議員連盟」の会合に出席し、子どもの放射線量基準に対する意見交換を行いました。


5月23日

日高市遺族会の皆様と一緒に靖国神社を参拝致しました。


5月22日

自民党上福岡支部の定期総会に出席し、挨拶をしました。


5月21日

LEC(株式会社東京リーガルマインド)水道橋校で、「プロとして生きるということ~人は何を目的に勉強し続けるのか?~」というテーマで講演を行いました。司法試験を目指している方など、多くの方が出席して下さり、皆さんメモを取りながら熱心に聞いて下さいました。
講演後、すぐに日本ビーチボール協会の定期総会に出席し、埼玉県ビーチボール協会の会長として皆様にあいさつをしました。本年、埼玉県ビーチボール協会が主幹となり、3月末に全国から埼玉県内へ選手を集め、日本ビーチボール協会の最高大会であるジャパン・カップを開催する予定で、2年前から準備を進めていましたが、3月11日の東日本大震災の発生により、中止となりました。大会中止については、準備に用いた費用によって、多くの赤字を生じます。その処理は、全国のビーチボール協会の皆様のご協力により、なんとか穴埋めができました。今回は、その御礼の報告等を行いました。