8月24日
本会議が開かれ、再生可能エネルギー法案の趣旨説明が海江田万里経済産業大臣からありました。自民党からは同じ、埼玉県選出の関口昌一参議院議員が経済産業委員会の筆頭理事として、代表質問を行いました。
その後、参議院自民党の「受動喫煙防止議員連盟第3回総会」に出席しました。
午後には、憲政記念館の講堂で行われた「第2回八ッ場ダム建設推進全体協議会」、その後、党の「有床診療所の活性化を目指す議員連盟総会」に出席しました。
8月23日
財政金融委員会で質問に立ちました。
〔外部リンク:こちらで、映像をご覧いただけます。〕
政府の「財政運営戦略」では、2020年までに基礎的財政収支(プライマリーバランス)を黒字化することになっています。しかし、8月12日に内閣府が発表した「経済財政の中長期試算」によると、復興財源を除いた場合、2015年に消費税が10%であることを前提としても、2020年度には、約18兆円、対GDP比で3.1~3.3%の赤字が残るとされています。そこで、2020年度にプライマリーバランスの黒字化を達成するために、どのくらい消費税率を上げなくてはならないのかについて、野田佳彦財務大臣に質問しました。野田大臣は、2015年に消費税率を10%にするという前提のもとでも、慎重シナリオでさらに6.3%から6.5%、成長戦略シナリオで2.8%から3.1%引き上げる必要があると答弁しました。
高齢化が進んでいく中で、将来世代へのつけ回しを避けるためには、これ以上、財政健全化を先送りすることは許されません。既にGDPの約2倍という、国際的に見て突出した国家債務が積み上がっていますが、その返還は、プライマリーバランスが黒字化してようやく始まります。経済成長とのバランスを図り、国民生活への影響を最小限にとどめつつ財政規律を正していく政治的リーダーシップが今こそ政府に求められています。
夜は、福島中央テレビから、低線量の被ばくや政府の福島第一原発の事故後の対応について取材を受けました。
8月22日
本会議が開かれ、公債特例法に関する趣旨説明が野田佳彦財務大臣からありました。
午後には、「生殖補助医療をめぐる法整備についての勉強会」に出席しました。私は、野田聖子衆議院議員、小渕優子衆議院議員とともに、この勉強会の幹部を務めています。
今回は、慶應義塾大学医学部産婦人科教授の吉村泰典先生に講師をお願いしました。私は、慶應義塾大学病院の安全管理委員会において、吉村先生とともに業務に当たってきた関係で、今日まで、大変懇意にしていただいています。吉村先生は、日本産婦人科学会の前理事長で、厚生科学審議会専門委員や法制審議会委員、内閣府総合科学技術会議専門委員などを歴任してこられた生殖補助医療の第一人者の先生です。吉村先生から、「わが国の生殖補助医療の現状と課題」というテーマでご講演をいただき、その後、意見交換をしました。
8月21日
毎年恒例の「人形のまち岩槻まつり」のオープニングとエンディングのセレモニーに出席し、また、お祭りの諸々の企画で、地元の皆様と懇談をしました。本年は、震災の関係で規模を小さくして行われましたが、それでも、岩槻はお祭りムード一色に染まりました。心配された雨は、何とか気にならない程度でおさまり、小学生が人形に仮装してパレードを行ったり、高さ10メートルのジャンボひな壇が区役所前に設置されたりして、会場は多くの人の熱気でいっぱいでした。
8月20日
今回で11回目を迎える「坂戸よさこい」の開会式に出席しました。初日の今日は、坂戸市内外から88チーム、4800人もの方が演舞されるということです。駐車場では、東日本大震災の被災地である東北6県の大物産展も行われ、こちらも多くの人で賑わっていました。力強い演舞を拝見させていただき、東日本地域の早期の復興への気持ちをより強いものにしました。
夜は、地元岩槻の花火大会を楽しみました。1時間半近くの時間、幻想的な花火が次々に夏の夜空に打ち上げられました。小雨混じりの中でしたが、非常に多くの観客の皆様に来ていただきました。
8月19日
早稲田大学大学院政治学研究科の林勝彦先生のインタビューを受けました。林先生は、NHKで科学番組の制作を手がけられた後、早大大学院のジャーナリズムコースで科学映像制作実習を担当していらっしゃいます。今日は、福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質の人体への影響や再生可能エネルギーについてお話をさせて頂きました。
8月12日~8月18日
12日に参議院本会議が開かれ、「東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関する特別措置法案」、いわゆるがれき処理法案の採決が行われ、全会一致で可決・成立しました。
16日には、毛呂山町議会議員選挙が告示されました。17日に、立候補されている方々の選挙事務所にお伺いし、激励の挨拶をしました。
8月10日
本会議が開かれ、条約の承認などが行われました。
その後、理事を務めている沖縄及び北方問題に関する特別委員会に出席しました。自民党からは沖縄県選出の島尻あい子議員が質疑に立ち、軍用地跡地の速やかな振興策などについて政府に質問しました。
8月9日
朝、党の政策会議で、米国におけるワクチン補償制度について、米国研究製薬工業協会・日本代表のアイラ・ウフル氏と意見交換をしました。1980年代初頭、アメリカでは、ワクチン接種後に報告された有害な副作用により、多くの患者がワクチンメーカーや医療機関を相手取って訴訟を提起しました。これにより、ワクチンの開発や製造を行っていた企業の多くが市場から撤退し、その結果、著しいワクチン不足が社会問題となりました。そこで、アメリカでは、指定ワクチンによって健康被害を被ったと認められた患者に補償を提供する「ワクチン健康被害補償プログラム」(無過失補償制度)を採用しました。この制度により、アメリカでは、より安全な新ワクチンの研究・開発が促進されてきました。
私は、この制度の採用による訴訟低減効果の有無や副作用の因果関係の立証方法について、専門的事項にわたる質問をしました。有益な制度だとは思いますが、そのまま日本に持ち込むには、多数の課題があると感じました。
午後は、委員をつとめている財政金融委員会に出席しました。日本銀行から最近の金融情勢の報告を受けた後、質疑を行いました。
8月6日
朝5時から行われた実践倫理宏正会の平和祈念朝起会に出席しました。
夕方には、岩槻の東宮町自治会のお祭りで自治会の皆様に挨拶をし、その後、東京に向かい、慶應義塾大学医学部一般・消化器外科の集まりである、第5回葉月会に出席し挨拶しました。