6月20日
朝は、自民党衛生検査所に関する制度推進議連総会に出席しました。現代の医療において、患者さんの病態を判断するためには、臨床検体検査が必要不可欠です。これらの検査は、外部に委託することが可能であり、実際に多くの検体検査が衛生検査所に委託されています。新規技術の開発やIT技術の複雑化により検査プロセスの多様化が進んでいますが、臨床検体検査の検査プロセスの標準化や品質基準を定めた規制は存在しません。これでは、患者さんの安全にも影響が出かねません。業界からも、薬事法による臨床検査実施施設の認可基準の設定と個別の検査品目等の認定を求める声が上がっています。今後は議員連盟で意見をまとめ、法制化に取り組んでまいります。
その後、国会対策正副委員長で打合せをしました。
昼は、参議院自民党政策審議会に出席しました。竹田いさみ独協大学教授を講師としてお招きし、東アフリカの天然ガス開発とソマリア・海賊問題について、意見交換をしました。
午後は、国会対策委員会、議院運営委員会理事会、議院運営委員会に出席しました。
その後、本会議が開かれ、原子力規制委員会の設置法案が賛成多数で可決されました。原子力規制委員会は、原子力発電の安全規制を一元的に担う組織です。独立性の高い3条委員会であり、事務局として原子力規制庁を置きます。9月までに発足し、10か月以内に新たな原発の安全基準を策定します。
夕方は、田中和徳衆議院議員のパーティーに出席しました。
6月19日
国会対策正副委員長打合せ、財政金融委員会に出席しました。
医療安全の推進を考えるシンポジウムにパネリストとして出席しました。あってはならないことですが、医療事故が発生した場合は真相究明と再発防止が必須です。適切な事故調査、再発防止策の策定を行うには、専門家による中立的な第三者機関の設置が必要です。私は、この問題に10年以上前から取り組み、多くの関係者と意見交換をしながら法制化に向けて取り組んでまいりました。2008年に自公政権の下で厚生労働省案が法案を取りまとめ、提出までもう一歩のところまで来ましたが、医療界のコンセンサスを得るのに時間を要している間に、政権交代となってしまいました。民主党は、政権交代当時、自党の案を発表していたのにもかかわらず、政権交代後、この問題は、解決に向けた何らの進展もすることなく放置されてきました。是非、政権を回復し、医療事故調査に関する中立的第三者機関の制度化を実現したいと思います。
議院運営委員会理事会に出席しました。
夕方は、衛藤晟一参議院議員のパーティーに出席しました。
6月18日
国会対策正副委員長で打合せをしました。
夜は岩槻ライオンズクラブの例会に出席し、会員である小島信昭県議会議員の議長就任をお祝いしました。
6月17日
埼玉県隊友会の懇親会に出席しました。
その後、埼玉県保険医協会第38回定期総会に出席しご挨拶をしました。
6月16日
本日未明、6歳未満の男児からの臓器移植が行われました。6歳未満の方からの移植は初めてです。この移植は2009年7月に成立した改正臓器移植法に基づいて行われたものです。この法案により、本人の臓器提供の意思が不明であっても、家族の承諾で脳死の人からの臓器提供ができるようになり、15歳未満の方からの移植も可能になりました。ただし、回復力の高い6歳未満は厳しい脳死判定基準としています。改正臓器移植法は大変思い入れのある法律です。移植医療にも携わってきた医師として、一人でも多くの患者さんを救いたいという思いから、移植医療を推進したいと考えてきました。私が立候補を決意した最大の理由の一つが臓器移植法の改正です。国会に議席をいただいてからは法案の成立に奔走し、2009年に成立させることができました。患者さんの回復をお祈りいたします。
夕方は、母校である開成高校のOB会である、「さいたま開成会」の総会に出席しました。
その後、自民党新座支部総会・懇親会に出席し、日頃からご支援いただいている自民党員の方々にご挨拶をしました。
続いて、東京に急行し、開成高校出身の外科医の集まりである「外科開成会」に出席しました。
6月15日
国会対策委員会、議院運営委員会理事会で打合せをしました。
その後、本会議が開かれ、死因究明等の推進に関する法律案、警察等が取り扱う死体の死因又は身元の調査等に関する法律案等が可決されました。
続いて、議院運営委員会に出席し、午後に本会議が再開されることになりました。
再開後の本会議では、本日、衆議院の環境委員会に提出され、可決され、更に衆議院本会議で可決されて送付されてきた原子力規制員会設置法案に関する趣旨説明と質疑が行われました。
このような異例の国会運営となったのは、本日になっても、21日に迫る会期末について、何ら会期延長の手続きをとらない政権の大きな責任です。野田総理は、増税法案の成立に政治生命を賭けると繰り返しながら、多数の造反議員が出て党が分裂する事態を恐れる輿石幹事長に物が言えず、会期について、本日まで放置してきたのです。増税法案の参議院での審議時間を考えれば、絶対に会期延長が必要なはずです。しかし、延長の手続きがとられない以上は、国会は、21日が会期末だと考えて、必要な法案を成立させなければなりません。国会の議事運営を無視する、政府の無責任極まる対応に、強く抗議しました。
夕方は、日本精神科病院協会公益法人移行を祝う祝賀会に出席しました。
その後、大宮に向い、さいたま市4医師会の勉強会にて「医療と消費税・TPP」というテーマで講演をしました。
6月14日
国会対策正副委員長で打合せをしました。
その後、財政金融委員会、議院運営委員会理事会に出席しました。
続いて、GNI経済推進議連の政策会議に出席しました。東京三菱UFJ銀行の安田正道国際企画部長を講師としてお招きし、我が国における金融業の国際競争力の強化について意見交換をしました。
午後は、内閣委員会で「警察等が取り扱う死体の死因又は身元の調査等に関する法律案」について、質問に立ちました。
〔外部リンク:こちらで、映像をご覧いただけます。〕
この法案は、死亡が犯罪によらないことが明らかな死体に対して、警察等が一定の検査や措置を行えるようにして、死因が災害や事故や犯罪などによることを明らかにして被害拡大や再発防止を図ることを目的としています。しかしながら、もともと刑事訴訟法上の概念に混乱があるために、犯罪でないことが明らかとして取り扱った死体が、最後は犯罪であることが分かってくる、という根本的矛盾を冒したままの法案になっています。この点を、法案提案者である細川律夫議員に質しまた。細川議員は、色々と疑問のある法案であり、今後の制度改正で、死因究明に関する法制度全体について最も良い形を追求していただきたい、との答弁を行いました。法案を一時的に修正していくだけでは、犯罪死の見落としはなくなりません。科学的な観点に基づいて、整合性のとれた死因究明制度を超党派で作っていきたいと申し上げ、質問を終えました。
その後、日本弁護士連合会の会長・副会長就任披露宴に出席し、山岸会長をはじめ、新たに役員に就任された先生方にお祝いを申し上げました。
6月13日
国会対策正副委員長で打合せをしました。
夕方は、西村やすとし衆議院議員のパーティーで司会を務めました。西村議員は、私と同い年で、親友と呼べるほど懇意にしています。これからの自民党を背負って立つ人材であり、益々の飛躍を期待しています。
6月12日
国会対策正副委員長で打合せをしました。
ポリオ根絶議員連盟総会に出席しました。ポリオ発症例は過去20年で99%減少し、今日、ポリオ常在国はパキスタン、アフガニスタン、ナイジェリアの3カ国のみとなっています。本議員連盟では、超党派で、その中でもポリオ対策の進捗が遅れているナイジェリアへの支援に取り組んでいます。政府の担当官等と、治安に問題ある地域での、医療活動に関して、議論しました。
「移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律案」を自民党、公明党、共産党、新党改革の野党4党で参議院に提出しました。本法案は、根拠法がないために財政的に不安定になっている骨髄バンク・臍帯血バンクへの補助、造血幹細胞移植が必要な患者のうち60%しか移植が行われていない現状の改善、また、ドナーとレシピエントとの斡旋機能をより充実して移植用造血幹細胞の適合性を高め、治療成績を向上するなどの目的を持っています。私も発議者の一人として本法案の策定に取り組んでまいりました。今国会での成立を目指してまいります。
その後、自民党本部で行われた薬事に関する小委員会に出席しました。
夕方は、佐藤正久参議院議員のパーティーに出席しました。
6月11日
国会対策正副委員長打合せ、議院運営委員会理事会に出席しました。
夕方は、衛藤征士郎衆議院副議長のパーティーに出席しました。