健康科学 No.1: |
【健康10か条】 高脂肪・高カロリーの食生活を続けていると、心筋梗塞や脳出血、糖尿病性腎不全などの様々な重い病気を引き起こす体質になりがちです。昔から「医食同源」と言われますが、病気になってから医者にかかること以上に、食生活に注意して病気にかかりにくい元気な身体をつくることが大切です。 多くの食材をバランス良く摂ることが、食生活の基本です。一日の食生活全体の中で、バランスを考えるようにしましょう。また、「何を食べるか」とともに、「どのように食べるか」も重要です。以前からお知らせしている私の「健康十か条」ですが、是非、日々の生活に役立てていただきたいと思います。 食生活と同様に、普段の生活一般もとても大切です。生活習慣病対策は、医学的には、「1に禁煙、2に肥満解消、3に摂取脂肪の質の適正化」です。 実際には、禁煙はもちろんですが、肥満解消も、過食や運動不足といった個人の節制の問題が大きいのです。健康も、やはり「努力なしには報われない」のが本当のところです。脂肪の質としては、肉や乳類、お菓子などの脂肪は控え、不飽和脂肪酸の多い植物性の油や魚の脂を摂ることが薦められます。ただ、脂肪の摂り過ぎは肥満につながりますので、適正な量の範囲内とするよう心がけて下さい。 |