12日、参議院自民党政策審議会の有志でソブリンAIの確立にむけた提言を、石破総理に申し入れいたしました。
ソブリン AI の確立とはAI 開発基盤の自律性確保を意味し、「AI主権」とも呼ばれ、データ主権や安全保障の観点から注目されています。 日本にはAI の開発を行える高度なスキルを保有する人材、それを抱える企業や研究機関が存在するとともに、製造業などで世界でも稀な良質なデータを保持している一方、開発では米中に大きく遅れをとっています。
提言ではまず喫緊の対応として、先端半導体を海外から調達し、 高性能な国産 AIモデルの開発・運用が可能な大規模計算基盤を国内に整備することを求めています。次の段階で、その大規模計算基盤に日本企業が設計・製造した先端半導体を段階的に導入し、 AI モデルと計算資源の主権確保を図るよう、政府に施策を求めています。


